チェーンの長さ・リンク数の計算方法
君たち、チェーンの長さを実際に測らなくても、リンク数とピッチが分かれば計算できるって知ってた?
その逆も然りで、チェーンの長さが分かれば、リンクを1つ1つ数えたなくても計算で求めることができるんだ!
今回は、その計算方法を紹介するよ!
チェーンの長さの計算方法
まず、チェーンの長さの計算方法を紹介するよ。式はこれ!
<式> リンク数 × ピッチ(mm) = 有効長(mm)
ピッチとは、長手方向の内寸のことだよ。
実際に計算してみよう。
例えば、リンク数が50で、ピッチが26mmのチェーンの場合、
上の式に当てはめると、50 × 26 = 1,300
つまり、有効長1.3mのチェーンだということだよ!
全長を求めたいときは、上で出た有効長に「チェーン径×2」を足してね。
これは、下の画像を見てもらったら分かると思うんだけれど、両端のオレンジの部分を足すということだよ。
リンク数の計算方法
次に、リンク数の計算方法だよ。式はこれ!
<式> 有効長(mm) ÷ ピッチ(mm) = リンク数
試しに、有効長2m、ピッチ24mmのリンク数を計算してみよう。
上の式に当てはめてみると、2,000 ÷ 18 = 111.1111…
ちょっと割り切れなかったけれど、だいたい111リンクってことが分かったね!
ピッチの計算方法
チェーンの長さ・リンク数を求める時に、ピッチが必要だったんだけれど
もしかしたらピッチが分からないよ・・・って場合もあるかもしれないよね。
実は、チェーン径が分かればピッチも計算で分かっちゃうよ。
まぁ、測れば分かるんだけれど、現物が手元になくてすぐに測れないって時に計算で分かると便利だよね。
式はこれ!
<式> 長鎖環チェーン(ロング)のピッチ = チェーン径 × 4倍
短鎖環チェーン(ショート)のピッチ = チェーン径 × 3倍
例えば、12mmのチェーンで考えてみるよ。
・長鎖環の場合12 × 4 = 48mm
・短鎖環の場合12 × 3 = 36mmになるね。
式の長鎖環4倍、短鎖環3倍っていうのは、チェーン径を1としたときのピッチの比だよ。
JIS規格(JIS F 2106:2013 船用一般チェーン)で、
外長とチェーン径との比が長鎖環は6、短鎖環は5と定められているんだ。
ただ、JIS以外だと当てはまらない場合があるから注意してね
分かってれたかな?
式自体は覚えとかなくてもいいけれど、計算で求めることができる!ってことだけ覚えてくれよな。
いつかその時が来たら、調べてくれよな!
ところで君たち、上の話と全っ然関係ないんだけれど、来週11月7日はなんの日か知ってる?
実は「鍋の日」なんだ。
寒い時期になり11月7日前後は立冬に該当する年が多いことから、
鍋つゆなどを製造販売している会社が記念日に制定したんだって。
スーパーにも、いろんな鍋つゆが並び始めたよね。
僕が最近はまっているのは、ラーメン屋さんが監修した鍋つゆだよ!こってりしてて、おいしいんだ~。
つゆまで飲み干す勢いで食べてしまうよ。おすすめだから、見つけたらぜひ食べてみてくれよな!
今日も一日ご安全に!
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