足場用吊りチェーンの使用方法と注意点

君たち、突然だけれど3月15日は何の日か知っているかい?実は「靴の日」なんだ!

1870年のこの日、日本初の西洋靴の工場を開設したことにちなんで、日本靴連盟が記念日に制定したんだって。

この工場は、当時輸入されていた軍靴が、日本人には大きすぎたことから、

日本人の足に合った靴を作るために開設されたそうだよ!

君たちは、靴を通販で買えるかい?僕は、買えないんだ。

買えないというか、買わないようにしているというか、通販で買うといつもサイズを失敗しちゃうんだよね。

僕は幅が広いから、縦はピッタリなのに横がきつい!ってなるんだ。

幅に合わせてちょっと大きめを買ってみると、かかとがパカパカしちゃうくらい大きい靴が届いたりして

なんだか上手くいかないから、靴は試着してから買うようにしているよ。

 

さて、ここから本題に入るよ。

今日は、足場用吊りチェーンについて紹介するよ!

今「足場用吊りチェーン」って言ったけれど、この呼び方は大洋製器工業の商品名になるんだ。

一般的には、「足場チェーン」や「吊りチェーン」などと呼ばれるかな?

今回は「足場用吊りチェーン」って呼んでいくね。

 

足場用吊りチェーンは、名前通り

橋梁やプラントなど足場が設置できない現場で用いられる「吊り足場」を吊るためのチェーンだよ!

玉掛け用ではないよ!玉掛け用またはスリングチェーンとしては絶対に使用しないでくれよな。

 

 

足場用吊りチェーンには、基本的に(社)仮設工業会の認定合格マークが表示されているよ!

このマークが無いものの使用は基本的に認められていないんだ。

だから使用する前には、認定マークがあるかどうか確認してくれよな。

 

使い方は、下の図①のようにH形鋼と足場板支え桁に輪形(ループ吊り)になるよう使用するのが、基本的で、最も安全な使い方だよ。

ポイントは、なるべく余裕を見て長いチェーンを使用すること!チェーンが短いと輪形にすることができないからね。

 

 

もしチェーンが短くて、輪形にできない!ってときは、下の図②のような吊り方ができるよ。

ただ、この吊り方は、リンクAに横引きの荷重が働くから安全率が低下してしまうんだ。

だから、吊り角度Kが45度以下になるように注意してくれよな。

 

 

2つの吊り方があることは、分かってくれたかな。

この①と②の吊り方、どっちの吊り方でも気をつけてほしい事は、「ねじれ」だよ。

チェーンがねじれにとても弱いってことは、君たち知っているかな?

このブログでも何度か書いたことがあるよね。

足場用吊りチェーンも例外じゃなく「ねじれ」に弱いから、ねじれたまま使用するのはやめてくれよな。

 

あと一つ、気をつけてほしい事は、チェーンにフックを掛ける時だよ。

フックのはまり方が不十分だと安全率が低下してしまい危険なんだ。

だから、フックのふところまで完全にかけるように使用してくれよな。

 

今日は、足場用吊りチェーンの使用方法と注意点を紹介したよ。

 

君たち、今日も一日ご安全に!