見た目は同じでも中身が全然違うんだぜ!

君たち、玉掛け作業をする前に
チェーンの点検はしているかい。

今回の「今日は何の日」は君たちが毎日お世話になっているモノを
紹介しようと思う。

11月19日は「世界トイレの日」なんだ。

世界のトイレを研究している「世界トイレ機関」の設立日にちなんで、
2013年の国連総会でこの日を記念日にしたそうだよ。

世界ではトイレが無く、衛生状況が悪いために健康に悪影響を及ぼす
暮らしを余儀なくされている人が24億人(世界人口の1/3)もいるといわれているんだ。

そういった問題を多くの人に知ってもらうために、世界トイレ機関は
下水の処理から屋外排泄の根絶まで、衛生面の問題提起や政策化を
促進するための活動を行っているんだって。

世界トイレ機関が調査した内容のひとつなんだけど、人間が一生の内に
トイレで過ごす時間の合計は約3年にもなるんだって。
そう聞くと、どれだけトイレ空間にいるんだろって驚きだよね。

日本のトイレの綺麗さは世界一といわれるほどで、そんなトイレがある生活って
幸せなんだって思いながら、どこのトイレも綺麗に使ってくれよ。

さて、今回は「チェーンの溶接法と使用荷重設定の有無」について
説明しようと思う。

チェーンは溶接によって形成されるのは見たらわかってくれるよね。

 

チェーンは使用荷重が設定されているものと、
設定されていないものがあるのを知っているかい。

チェーンの溶接法にはフラッシュバット溶接法とアプセット溶接法の
2種類あるんだけど、この溶接法の違いが使用荷重の設定の有無に関係するんだ。

フラッシュバット溶接法は、突き合わせた材料の両端面に大電流を通じ徐々に
接触させるとショートして火花を発生し飛散する。火花発生時、材料両端面の間隙は
一種の真空状態になり、酸化物・不純物等介在の余地なく加熱され、溶接温度に達した
時点で、接地するよう圧力を加え圧接する方法で、溶接効果は100%期待できる

アプセット溶接法は、突き合わせた材料の両端面に電流を通じると材料の
接触抵抗及び材料の固有抵抗により、発熱加熱し溶接温度に達した時点で
圧接する方法で、酸化物・不純物等の付着があり完全密着が望めない

違いを簡単に言うと、密着度合が違うってことなんだよ。
・フラッシュバット溶接法=密着度合(高)=使用荷重設定有り
・アプセット溶接法=密着度合(低)=使用荷重設定無し


チェーンって見た目ではどちらの溶接法で作られたものか
判断できないから、管理に気をつけてくれよ。

ある工場内で実施されている管理方法なんだけど、
「使用荷重設定のあるチェーンには管理タグを付ける。管理タグが
付いていないチェーンは荷重の掛かるところでは使用禁止」の徹底。
是非、マネしてくれよ。

アルミ平板.PNG

見た目で判断できないといえば、最近こんな商品がヒットしてるよね。

この商品って見た目、風味、食感はホタテだけど、中身は魚肉や
卵白などから作られている練り物なんだよね。

本場のホタテを食べる目的で、近畿から北海道や青森まで出掛けて
「ほぼホタテ」料理を出されたら「蒲鉾料理かよっ!」って
ツッコんじゃうよね(笑)

チェーンは見た目が同じでも、製造方法によって中身に大きな
違いがあることをわかってほしいってことだよ。

君たち、今日も一日ご安全に!!!

吊り具ブログ「吊るのひと声!」

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