
知ってて当然!ワイヤ荷重にこの公式!!
- #吊り計算
YOUたち、元気にしていたかい
今週の1月23日は、「1(いい)23(ふみ)」
(いい文・E文)の語呂合わせということで、
電子メッセージング協議会(JEMA)が
1994(平成6)年に『電子メールの日』と制定したそうだ。
この電子メールの登場によって、
郵便やハガキによる伝達法がスネイルメールと
呼ばれるようになったよね。
スネイルメールと聞いてわからなかった
YOUたちに説明しちゃうよ。
Snailというのはカタツムリという意味なんだ。
一瞬で届く電子メールに比べて、届くのが遅いため、
このように呼ばれるようになったそうだ。
パソコンや携帯電話を使うようになってから、
文字を書くという機会が減っちゃったよね。
電子情報に頼るのも良いけど、
手書きの文化も大切にしていってくれよ。
さて、前回はシンブル入ワイヤロープと
シャックルの取り合いの簡易式について
書いていったよね。
今回は、ワイヤロープに関する簡易式について
説明しちゃうよ。
このワイヤロープの破断荷重や基本使用荷重は、
何tなんだろう。
こんな問題を簡単に解決することができちゃう
魔法のようなが公式あるんだ。
それは、
破断荷重(t)= (ロープ径×ロープ径)÷ 20
【上記6×24%の場合による】
例えば、玉掛けワイヤロープが12mmの場合は、
(12×12)÷ 20 = 7.2t(破断荷重)
JISの数値では、7.24になっているよ。
次に基本使用荷重は、
基本使用荷重(t)=(ロープ径×ロープ径)÷ 20 ÷ 6
となるんだ。
ワイヤロープの安全率は6倍なので
破断荷重を安全率の6で割ると求めることができるよ。
(12×12)÷ 20 ÷ 6 = 1.2t(基本使用荷重)
この公式に当てはめちゃえば、
いつでもどこでも計算できちゃうよね。
クレーン等安全規則第213条(玉掛け用ワイヤロープの安全係数)
事業者は、クレーン、移動式クレーン又はデリックの
玉掛用具であるワイヤロープの安全係数については、
六以上でなければ使用してはならない。
玉掛け作業をする際、目の前の吊り荷が何tか
わからなかったときYOUたちなら
どうやって計算する?
答えは→こちら
YOUたちが、この公式を知っていたら、
簡単に計算できちゃうよね。
現場では、電子機器が使えない状況もあるだろうから
覚えておくときっと役立つ時が来るよ。
次回も楽しみに待っててくれよ!