耐熱性に優れているチェーンスリングってあるの?

  • #吊り具選定

こないだの7月7日は七夕だったね。
YOUたちはどんな願い事をしたかな?
去年、職場で笹を取ってきて
皆で短冊にお願いを書いたんだけど
「ボーナスがいっぱい出ますように。」といった
邪念がにじみ出た短冊が
あったことを思い出したよ。
YOUたちはまともな
お願いをしたと信じているよ。

今回は、チェーンスリングの耐熱性について話すよ。
暑い時期にこんな話を聞いたら、もっと暑くなっちゃうかも
しれないけど、我慢して聞いてくれよな。

前に、高温になる環境で吊り上げ作業をするときは
チェーンスリングを選んで欲しいと話をしたことがあるよ。
繊維スリングやワイヤロープよりも熱に強いからね。
詳しくはここから見てみてくれよ。

少しおさらいをすると、
熱に強いチェーンスリングでも100%大丈夫
という保証はなくて、メーカーにもよるんだけど、
温度によって使用荷重が落ちていくんだ。
だから周りの温度に気をつけながら
使ってほしいという話だったね。

熱に強いチェーンスリングだけど、
実はもっと熱に強いツワモノがいるんだ。
それは・・・
ステンレスのチェーンスリングだよ。
特殊鋼のチェーンスリングに比べ、
錆にも強く、耐久性もあるから、
雨水を受ける屋外での作業や、
清潔さが求められる場所での作業
などにも向いているんだ。

耐熱性でいうと、あるメーカーを例にあげると、
特殊鋼のチェーンスリングは
約400°以上で使用不可になるんだけど、
ステンレスのチェーンスリングだと
600°まで使えるものもあるよ。
ただ、これも注意してほしいのが
特殊鋼のチェーンスリングと同じように
温度が高くなるにつれて使用荷重の減少があるから
周りの環境をチェックしながら使って欲しいんだ。

ワルダー社のcromoxという
ステンレスチェーンスリングで見てみるよ。

cromox 図

例えば450°の熱い環境のなかで
8mmの1本吊りを使うとすると
使用荷重は1.2tの50%
つまり0.6tまで落ちるんだ。

ステンレスのチェーンスリングを使うときも
特殊鋼のチェーンスリングと同じように
メーカーや周りの環境によって
吊る条件が変わってくるから
確認しながら使ってくれよな。

周りの環境に合わせると言えば、
サンタクロースだって地球の北半球と
南半球だと条件がかわって、
夏でも冬でもプレゼントを運ばないといけないよね。
冬では雪の中をソリに乗って運んでいるけど、
オーストラリアやニュージーランドでは
夏にクリスマスをするから波乗りしながら
プレゼントを運ぶんだよ。
「夏 サンタクロース」で検索してみな。
だいたい波乗りしたイケイケの
サンタクロースが出てくるからね。
周りの環境にあわせて、ソリに乗ったり、
波乗りしたりとタフなおじさんだよね。

イラスト0710

YOUたちもサンタクロースみたいに、
周りの環境や温度に気を付けて吊り作業を
してくれよな。

YOUたち、今日も一日ご安全に!!

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