名前が変わっても大丈夫!

  • #シャックル

前回のブログでシャックル全般については大体書いたんだけどYOUたち、
チェックしておいてくれよ。

今回からは、シャックルの種類について書こうと思う。

以前のブログで、「大洋製器工業で扱っているシャックルも、JISシャックル、
軽量シャックル、強力長シャックル、スーパーアロイシャックル、
グリーンピンシャックル・・・・・など多種多用だ。」って書いたことが
あるんだけど、シャックルには用途によっていろいろな種類があるんだ。

それを今回から紹介して行こうと思う。

まずは、JISシャックルについてだ。

JISって言うのは、「Japanese Industrial Standards」の略で、日本国内の
工業標準化の促進を目的とする工業標準化法(昭和24年)に基づき制定された
国家規格なんだ。
因みに、シャックルのJIS規格番号は、JIS B2801なんだ。

シャックルのJIS規格では、このブログではすでに書いたことなんだけど、
使用荷重(W.L.L)や安全率、刻印(製造業者名や使用荷重など)や寸法、
使用材料なんかが規定されちゃっている。

そのJIS規格に準じて作ったシャックルが、JISシャックルってことなんだ。

JISshackle Stype.png

これが、主なJISシャックルなんだ。

その、JISシャックルにちょっとした変化が起きたんだ。

それは2011年7月のことだ。
経済産業省からJISシャックルの製造業者・関連業者に対して、既に廃止された
JIS規格(1996年以前の規格)で製造されたシャックルはJISシャックルとして
取り扱っちゃいけないって通達があったんだ。

それの何が変化だって。

それを今から説明するよ。
1958年(昭和27年)にシャックルのJIS規格が改正されたんだ。
その時に13種類のJISシャックルが誕生した。

それから、
1977年(昭和52年)にJIS規格の改定があったんだ。
この時に13種類あったシャックルが、現在の8種類になったワケだ。

新しいJISができたことで、1958年のJIS規格で作っているシャックル
SE,SD,SA形なんかは旧JISシャックルって呼ばれるようになったんだ。

1958shackle.png

それからさらに長い年月がたって、
1996年(平成8年)にJIS規格の改正が行われたんだ。
これは、ISO規格との整合性を図るとともに、製造及び使用実態を踏まえて規格が
改定されたんだ。
この改定で、JIS規格にM級、S級、T級、V級の規格が誕生したんだが、
JISシャックルの詳しい説明はまた今度にするよ。

そんなこんなで、1996年(JIS B2801-1996)が最新のJISの規格ってことなんだ。

JIS規格は1996年に改訂されたワケなんだけど、1996年規格以前のシャックルも
JISシャックルとして市場に定着していたこともありそのまま販売していたんだ。

大洋製器工業でも、1958年、1977年、1996年のそれぞれの規格で製造している
シャックルがあり、1958年規格は旧JIS形シャックル、1977年規格はJIS形
シャックルとして販売していた。

そこで、話に戻るんだけど、経済産業省からの通達でJISシャックルの
製造業者・関連業者に対して、既に廃止されたJIS規格(1996年以前の規格)で製造
されたシャックルは、JISシャックルとして取り扱っちゃいけないってことになったんだ。

簡単に言えば、1996年規格のシャックル以外はJISとはもはや呼ぶことができないし
カタログなどにもJISの記載ができなくなったことなんだ。

考えてみれば当たり前の事で、新しい規格があるのにいつまでも古い規格を使って
JISといっているのはおかしな事だよね。

それが2011年7月のことで、大洋製器工業では、1996年の規格で製造している
シャックルだけをJISシャックル、1996年以前(1977年1958年規格)は
TAIYOシャックルとして販売することになったんだ。

例えば、駐車場だ。
駐車場の事を、関西地方中心に「モータープール」って呼んだりしている。
モータープールって聞いたら「車を洗う所」とか「車のプール?」って思っちゃう
かもしれないけど、実際は普通の駐車場の事なんだ。

moterpool.png

決してこんなところじゃない。
「駐車場」と「モータープール」って名称は違うけどできることは同じなんだ。

シャックルも、JISからTAIYOに呼び名称が変わったからってモノが変わったワケ
じゃない。
大洋製器工業が作った事には変わりはないし、使用荷重(W・L・L)以内で使うこと
について全く問題はないんだ 。

ただ、JISシャックルじゃないんで、JIS指定されているときなんかは注意して
ほしい。

次回、JISシャックルについて詳しく書くんでYOUたち、観てくれよな。

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