
違いがわかる男
一昨日の話だけど、芥川賞と直木賞の発表があったね。
・・・え?僕がそんな話を切り出すのが意外だって?
たしかに、書き出しでは記念日の話や食べ物や飲み物(酒)について、大きな大会がある時にはスポーツの話ってことが多かった気がするね。
そんな僕だけど、たまには文学の話をしたっていいじゃないか!
お許しを得たところで、今回の芥川賞には小砂川チトさんの「ゾンビ回収婦」が、直木賞には朝倉かすみさんの「けんぐゎい」が選ばれたんだって。
おめでとう!
賞を取れるような小説もそうだと思うんだけど、読んだ後にすごいなって思える小説は、ストーリーもさることながら、
文章や文体が美しかったり流れていくリズムを気持ちよく感じることが多い気がするよ。
・・・え?僕がそんなことを言うのが意外だって?
いい加減、僕のことを単なる飲み食いスポーツ記念日おじさん扱いするのはやめてもらえるかな?
僕だって、たまには「違いがわかる男」っていうシブい役回りを演じてみたいんだよ(つまり本質的には違いがわからない男である)!
さて、ここから本題に入るよ。
今回は、違いがわかる男になり切れない僕が、玉掛け用語に関する気を付けなくちゃならない表現の違いについて説明するよ。
・・・いちおう、玉掛け用語に関する違いはわかっていると自負しているので、安心してね。
みんなは、各種スリングセットで使われている「◯本吊り」という表現と、「◯点吊り」という表現、この2つの違いがわかるかな?
僕も最初は、あれ?どっちがどうだっけ?って迷っていた時期もあったんだ。
まず、「◯本吊り」っていう表現は、「使用しているスリングが◯本」っていう意味だよ。
つまり、4本吊りの場合はスリングを4本、2本吊りはスリングを2本使用している、ということだよ。
つぎに、「◯点吊り」についてだけど、クレーンフックまたはリング・リンクにかかっているスリングの端末部の数だよ。
吊り荷の上部に集まっているロープの端末部と言った方がわかりやすいかな?
うーん、言葉だけじゃちょっとわかりにくいかもしれないね、下の画像を見てみて。
何点吊りか分かるかい?
そう、4点吊りだよ!簡単だよね。じゃあ、次の画像はどうかな?
実は、これも4点吊りなんだ。絵だからちょっと分かりにくいかもしれないけれど
使われているスリングが2本っていうのは分かるかな。
スリングは2本だけど、上部に集まっているロープの端末部が4個だから、4点吊りということなんだ。
なぜこんなふうに表現を分けるかって言うと、この2つを組み合わせることで、吊り方を正確に表すことができるからなんだ!
さっき例で出した画像でいうと、こんな感じだよ。
もっと詳細に吊り方を表すと、「4本4点目掛け吊り」「2本4点半掛け吊り」となるんだ。
吊り本数、吊り点数に加えて「吊り荷に玉掛け用具を掛ける方法」を加えることで、正確な吊り方を表すことができるってことなんだ!
最後になったけれど、今説明した「◯本吊り」「◯点吊り」って表現の仕方が絶対!って訳ではないよ。
色んなところで色んな言い方がされているから気をつけてくれよな。
例えば、大洋製器工業や「玉掛け作業の安全に係るガイドライン」、日本クレーン協会HPでは、
今日紹介した「◯本吊り」「◯点吊り」って表現されているんだけれど、
ワイヤロープスリングのJIS規格(JIS B 8817)では、◯本吊りのことが「1本形」「2本形」と表現されているよ。
今回は、「◯本吊り(吊り本数)」「◯点吊り(吊り点数)」の違いについて説明したよ。
新しくスリングセットが欲しくなった時の頼み方として、使ってくれよな!
ちなみに、意外と知られていないんじゃないかっていうトリビアを紹介すると、実は直木賞のもととなった直木三十五という作家の名前は・・・
31歳の時に直木三十一という名前から始まって、その後一年毎に三十二、三十三、ひとつ飛ばして三十五になった・・・。
ダバダ〜 ダバダ〜ダ〜バ〜
今日も1日ご安全に!













