★㊗400回記念★ 秘密の公式シリーズ ~JIS形シャックルのピン径を求める公式~

君たち、今日は僕にとって大切な日なんだ。
なんとこのブログが400回目を迎えたよ!
パチパチパチパチー!
こんなに長く続けてこられたのも、君たちがいつも読んでくれているおかげだよ。
本当にありがとう。
これからも玉掛け作業に関わる君たちが、安全に作業できるように情報を発信していくつもりだから応援しててくれよな。

さて、ここから本題に入るよ。
今日は400回記念だから、特別に秘密の公式を教えちゃおうと思うよ。
え?秘密をブログに載せっちゃったら秘密じゃないて?
まあ小さなことは気にせずに、僕から記念の秘密を受け取ってくれよ。

作業をしているときに、シャックルのボルトがちゃんと相手側の穴に入るのか確認することが結構あると思うんだ。
なんといってもシャックルは連結して使う玉掛け用具だからね。
実際のサイズを測ったり、カタログをチェックしている人もいるかもしれないね。
実はJIS形のシャックルには、ある秘密の公式があって、カタログを見ないでもピン径がわかってしまうんだよ。

その公式はと言うと
■ 呼び(t寸法)× 約1.2 =d₃(ピン径)

写真と図面

寸法図

これを覚えておくとだいたいのピン径がわかるんだ。

例えば呼6(t=6)のシャックルの場合
6×1.2=7.2
寸法表を見てみると、呼び6のピン径は8
だいたい合ってるよね。
え?たまたまじゃないかって?
そんなことないよ。僕がまとめてみたから下の表を見てみてくれ。

呼び×1.2の計算式

d₃(ピン径)とt×1.2の数値がだいたい同じだよね。
これはストレート型もバウ型もt寸(呼び)が一緒だからわかりやすいよ。
どうだい?なかなかステキな公式だよね。
ピッタリと合うっていう訳じゃないけど、だいたいの数値は合っているから現場で作業をするときに便利だと思うんだ。
気を付けて欲しいのは、あくまでもJIS形のシャックルに限るってことだよ。

今日は400回記念ということで、特別に秘密の公式を紹介してきたよ。
いつもこのブログを応援してくれる君たちがいてくれるからできることだよ。
本当にありがとう。
そうそう、今日は記念の日だから、仕事が終わったらお祝いするつもりなんだ。

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そう一人で。

誰かこの記念日を共にしてくれる仲間がいたら、今からでも遅くないから声をかけくれよな。
僕からの切実なお願いだよ。

君たち、今日も一日ご安全に!