WLL・SWLって刻印、何のことか知ってるかい?

先週書いた刻印の続きを書こうと思う。
ちゃんとしたメーカーの製造したシャックルには、製造業者名(その略号)と使用荷重の刻印が入っていて、これらの刻印がないものは、荷重のかかる作業につかっちゃいけないと書いたが、YOUたち覚えているかい?
なに、もう忘れたって・・・。
忘れたYOUたちは、ここを確認して欲しい。

先週は製造業者について書いたので、今回は使用荷重の刻印についてだ。
SC 10t(アップ).JPG
RB 10t.(アップ)JPG.jpg
ちょっと見にくいが、画像を見て欲しい。
シャックルの本体には、使用荷重に関する刻印がある。
WLL 10T、RB 10Tが使用荷重を表している。
※詳しくは基本使用荷重を表す刻印なんだ。

他の代表的な大洋製器工業のシャックルはこんな感じだ。○○の部分には数字が入る。
刻印.JPG

例えば、上の画像で見てみると、○○の部分が10になっている。これは10TON(トン)の重さまで使用可能と言うことだ。裏を返せば、この使用荷重以上では使用できない。
使用荷重以上でのシャックルの使用は、シャックルの破損の原因になり、吊り荷の落下などの事故を起しかねなので絶対にやめて欲しい。
それから、使用荷重以内で使っていても、シャックルが破損する原因は他にもあるので注意が必要だ。詳しいことはまたの機会にするよ。

話は、刻印にもどるが、使用荷重の刻印についてよくある質問がある。
それは、WLLとSWLの刻印についてだ。

TB WLL(アップ).JPG TB SWL(アップ).JPG
この画像は、両方ともスーパーアロイシャックル TB 10tなんだ。
なぜ、刻印が二通りあるかって?
それを今から、YOUたちに説明するよ。

WLLとSWLは、どちらも使用荷重のことを表している。

WLLとSWLを正式に書くと「Working Load Limit」「Safe Working Load」になる。

もともと大洋製器工業では、SWLの刻印を入れていたんだ。

でも、アメリカが使用荷重の表記をSWLからWLLに変えちゃったワケよ。変えた理由については長くなるので別の機会にしようと思う。
アメリカに追随する形で、ヨーロッパやISO規格がWLLになっちゃった。

そんなこんなで、大洋製器工業もWLL刻印に徐々に変わって行く事になるんだが、ある大きな転機があった。

それは、JIS規格の改訂なんだ。
1996年JIS規格の改訂が行われたときISO規格と合わす形でJIS規格もSWLからWLLに変更になったんだ。

と言うことで、今では大洋製器工業で作っているシャックルのほとんどがWLLの表示になったってワケよ。
だから、大洋製器工業ではWLLとSWLは同じ意味「使用荷重」を表しているよ。

キン肉マンの肉マークも、キン肉スグルとミートでは違う。

キン肉スグルは漢字の「肉」だし、ミートはひらがなの「にく」だよね。マークは違うけど、どちらもキン肉族と言うことでは同じだ。

それと同じように、WLL・SWLも刻印は違うけど同じ意味を表している。どちらも使用荷重以内で使うには、問題がないよ。

YOUたち、使用荷重をまもってシャックル使ってくれよ。

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