玉掛け作業の準備ポイント ~後半編~

君たち、まだまだ2020年になったところって思っていないかい?
でも気づけば1月も半分まできているよ。
時が経つのって本当に早いよね。
ボーっとしていて◯コちゃんに叱られないように僕の今年の目標をここで発表しておこうと思うよ。
君たちが安全に玉掛け作業をできるようサポートしていくこと
少しでも玉掛け作業での事故が減るよう、このブログで呼びかけていくこと
東京オリンピックに間に合うくらいの体型になること
最後のは余計だったかな。
君たちも1月の間に今年の目標をたててみることをオススメするよ。

さて、ここから本題に入るよ。
年初めということで、先週から玉掛け作業の準備ポイントについて説明しているよ。
三連休明けで鈍ってるかも・・・って思っている君たちもしっかり確認してくれよな。

準備⑥ クレーンの定格総荷重を確認すること
クレーンの定格総荷重って何だったっけ?って思っている君たちのために説明するよ。
下のイラストを見てくれ。

定格荷重

定格総荷重はクレーンのそのときの状態を見て、負荷をかけることができる最大の荷重のことを言うよ。
そこからクレーンフックなどを引いたのが定格荷重なんだ。
玉掛け作業をするときは、このことに注意して作業をしなければいけないよね。
定格総荷重と定格荷重は間違いやすいから気を付けてくれよな。

準備⑦ 荷の運搬経由と、荷の降ろす場所を確認すること
荷を吊り上げてから、「どこに移動させようかな。」って考える人はいないと思うけど、一緒に作業をする仲間と情報の共有をすることは大切だよね。
荷を下ろす場所は、次の作業に入りやすいようにスペースを十分にとったり、何回も置き直しをしないためにも、事前に並べ方や置き方を考えないといけないよ。

準備⑧ 作業者の配置を決めること
荷の運搬と同じように、作業者の配置についてもお互いに分かっていないと事故の原因になるよ。
荷を動かしている途中に思わぬ場所に作業者がいたら、荷が当たったりして軽い怪我だけでは済まないよね。

準備⑨ 玉掛け作業に適した服装を着用すること
玉掛け作業をするときは暑いからとか、この俺の筋肉を見せたいからって半袖や半ズボンになったりしてはいけないよ。
腕や足がむき出しになると、その分、危険度は増すからね。
身だしなみを整えてから玉掛け作業を始めてくれよ。

安全な服装の例

どうだったかな?
いつも玉掛け作業をしている君たちからしたら、当たり前のことだったかもしれないね。
でも、毎日していることだからって手を抜いたり、「これくらい大丈夫だろう」っていう気持ちが思わぬ事故に繋がるんだ。
この機会に、一緒に作業をする仲間たちと確認し合うのもいいかもしれないね。

何をするにも準備は大切だよね。
今年こそは痩せたいと思って、お正月におもいっきり走ったんだけど、走りだした瞬間に
もう息が上がってしまってすぐに止めてしまったんだ。

20200114_イラスト

だから、今はウォーキングから始めているよ。
今年の12月くらいには思いっきり走れているように頑張るから応援していてくれよな。

君たち、今日も一日ご安全に!