クレーンでの感電災害を防ぐために!

もうすぐ2月だね!2月といえば節分。節分といえば、恵方巻きだよね。

今年の恵方は「東北東」みたいだよ。

僕は、いつも家で手巻き寿司をするんだけれど、君たちのおうちはいつもどうしているんだい?

毎年、スーパーや回転寿司の恵方巻を注文してみようかな~って悩むんだけれど

どこが良いか選びきれなくて頼んだことがないんだ。

だから、君たちのおすすめのお店があったりしたら教えてほしいよ!

 

さて、ここから本題に入るよ。君たち、「電線近くでのクレーン作業」をすることはある?

 

電線の近くで移動式クレーンなどを使用する時、クレーン車のジブ等が

電線に近づきすぎたり触れたりすると、感電する危険性があるんだ。

感電すると、最悪の場合作業者が死亡することや

都市が停電し、交通機関や病院、工場、一般家庭の生活に大きく影響してしまうこともあるよ。

ん?近づいただけで?って思った人もいるかもしれないね。

電圧の高い電線は、クレーンのジブやワイヤロープなどが直接電線に触れなくても

接近すると感電する可能性があるよ。

実際に、クレーンが電線に近づきすぎて感電した例も起きているんだ。

 

そんな感電災害に合わないため、起こさないために

電線近くでのクレーン作業を行う場合は、下の4つのことを守ってくれよ!

 

①電線近くでのクレーン作業があるときは、事前に電力会社へ連絡し作業計画の打ち合わせを行うこと。

短時間で終わる作業だからって、電力会社に連絡しないとかはやめてくれよな。

 

②電線に対して安全な距離を保つこと。

各電力会社が、電線と取るべき距離の目安をHPに掲載してくれているよ。

この距離を守れるように、監視責任者はクレーンのオペレーターと無線などで連絡を取りながら

クレーンが電線に接近しないよう監視しなければいけないよ。

目視だけで距離を測るのが不安な場合は、作業現場の上空に目安となるネットやロープ等の防護施設を

設置することが有効な安全対策とされているから検討してみてね。

 

③作業関係者に感電の危険性と作業計画を周知させること。

作業者が感電の危険性と作業計画をちゃんと理解することで、

感電災害に気を付けながら作業をすることができるからね。

 

④クレーンの車体にアース(接地)を取り付けること

アースはもしもの事があった時に、電気を地面に逃がして電気のショックを和らげてくれるんだ。

このアース線は、断面積が22㎟程度の太さが必要だよ!

 

今日は、「電線近くでクレーン作業をするときに、気を付けてほしいこと」を説明したよ。

 

今日も一日ご安全に!

 

★関連ページ

・移動式クレーン等の送配電線類への接触による感電災害の防止対策について(中央労働災害防止協会HP)

・吊り具ブログ「玉掛け作業中の感電に注意!」 

・納入実績「電波障害防止対策スリング 天井クレーン」

 

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