安心!きっちりロックで外れないよ!

今年の1月からフックについて長々と書いてきたから君たち、フックについては
詳しくなったんじゃないかな?

フック編は、今回書いちゃう「ファンドリーフック」と「ロッキングフック」で終わり
にしようと思っているんだ。
それと、ブログの最後に重大な発表があるんで君たちには、最後まで読んで
欲しい・・・。

という前置きはこれ位にして、早速本題に入ろうと思う!

まずは、「ファンドリーフック」についてだ。

fandlyhook.png

上の画像を見てほしい。
口幅が広く開いているんで、太い径のモノや穴に掛けやすいフックなんだ。
このフックは掛けやすいんだけど、その反面吊り荷を下ろすときなんかに外れ
やすいってことがあるんだ。

外れ止め金具もついてないしね。

だから、使うときはフックが外れないように十分注意してほしいんだ。

次に、「ロッキングフック」についてだ。

ロッキングフックの最大の特徴はラッチの部分にあるんだ。
ラッチって言葉には、かんぬきとか掛け金(かけがね)って意味があって、このフック
では外れ止めの事を表しているんだ。

なんでこんなラッチが必要かって!?

それを今から説明することにするよ。
まずは、フックの口開きについてなんだ。

ラッチを開くと開口部がかなり広くなるんで、太い繊維スリングやワイヤの掛け外しが
簡単にできちゃうんだ。 

次に、ロック機能についてだ。

フックにリング付のワイヤスリングを掛けたときの画像なんだ。
フックの荷重が掛かると自動的にラッチ(外れ止め)がロックしちゃうんで掛け外れが
なく安心して作業が出来ちゃう。

最後に、ワイヤの立ちにより「外れ現象」の防止についてだ。

 

ロック装置(トリガー)によりラッチがきっちりロックしているんで、フックの口が
開かないからワイヤの立ちによる「外れ現象」を防ぐことが出来ちゃうんだ。

Vフックのセーフティラッチの時にも説明したんだけど、「外れ現象」が起きちゃうと
吊り荷が危険な状態になっちゃうからね。

それから、ワイヤなどを取り外しするときは、ロック装置(トリガー)を解除すれば
簡単に取り外しが出来ちゃう。

ロッキングフックは、ラッチをきっちりロックすることで安全に安心して作業する
ことが出来るフックってことなんだ。

フックは、現場の状況や吊ったりするモノの種類や方法によってそれぞれ別の性能が
求められちゃうんでいろいろな種類のフックがあるんだけど、これでだいたい
書いちゃったんでフックについては一旦、今回で終わりにするよ。

それと次週ちょっとした発表するから
君たち見に来てくれよな。