
さながら曼殊沙華
まだまだ暑い日もあるみたいだけど、朝夕の空気に秋を感じることが多くなってきたね。
明日からは5連休って人も多いんじゃないかな。
迷惑なことに台風が来てるみたいだから、旅行の計画を立ててる人は気を付けてくれよな!
連休最後の日は秋分の日で、この日を中心に前後3日間を合わせた7日間のことを「彼岸」というよね。
同じく春は春分の日を中心とした7日間を「彼岸」というから、年に2回春の彼岸と秋の彼岸があるんだけど、
なんとなく秋のほうが「彼岸感」が強いと思うのは僕だけなのかな。
なんでかな?と考えてみたんだけど、言葉だと「暑さ寒さも彼岸まで」というのがあるから春彼岸VS秋彼岸は引き分け、
食べ物だと春の彼岸はぼたもち、秋の彼岸はおはぎとどちらも代表的なものがあるからやっぱり引き分けだよね。
あとは、うーん、彼岸ひがんヒガン・・・あ、彼岸花!
そうか、そうだね!秋には彼岸花という「圧倒的彼岸力」を持つ花があるから、秋のほうが彼岸感が強いと感じるんだね。
彼岸花は別名「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」とも言って、これは古代インドのサンスクリット語で
「天界に咲く花」や「赤い花」「吉兆を告げる花」を意味する「マンジュシャカ」からきているらしいよ。
この漢字、なんか形状的に好きなんだけどわかってくれる人はいるかな?
秋になると一斉にあの神秘的と言っても過言ではない赤い花を咲かせてくれるよね。
特徴的なのは葉っぱが無いってことで、そのため茎から伸びた先にある赤い花がより一層際立って見えて、
それが一面に咲いたりするもんだから、やっぱり他の追随を許さない「圧倒的彼岸力」だよね。
さて、ここから本題に入るよ。
今日は大洋製器工業の製品の色について、話してみようと思うよ。
みんなも知ってると思うけど、シャックル・フック・リングなんかの大洋オリジナル製品は、オレンジ色に塗装されているんだ。
じゃあ、なんでオレンジ色なの?って思ったことはないかい?
答えの前に、塗装をする目的をおさらいしておくね。
まずは、吊り金具を錆から守る防錆性の向上があげられるよ。
これはめっきに関しても同じことが言えるね。
次は、目的によって機能を付けることもできるんだ。
例をあげると対薬品塗料や耐熱塗料なんかがあるよ、かなり特殊な例だけどね。
もう一つの目的として、当たり前だけど塗装をすることで見た目がかわるよ。
黒のシャックルのままよりも、色が付いていればぱっと見た時にわかりやすいという特性が得られるよ。
これこそが、なんで大洋オリジナル製品がオレンジ色なの?っていう問いの答えになっているんだ!
実は、赤やオレンジ、黄色という色は、「危険」や「警告・注意」を示す代表的な安全色(警告色・警戒色)と言われているんだ!
ちなみに安全色というのは、それを見た人の注意を素早く引き付けて、危険な状態を文字なしで直観的に伝えるために
JIS規格で定めた特別な色のことだよ。赤・オレンジ(黄赤)・黄色の他にも、緑・青・赤紫もあって、計6色が安全色として指定されているんだ!
わかりやすい例で言うと、立ち入りを制限する場所に設置するカラーコーンと、その間に渡してあるガードバーなんかに、
赤色や、黄色と黒のまだら模様といった目立ちやすい色が多いのは、パッと見で危険がわかるようにしているんだ。
もうこれでわかったよね?
そう、なんで大洋オリジナル製品がオレンジ色なの?って問いに対する答えは、
玉掛けという危険が伴う作業の中で、使用する玉掛け用具自体も一目で識別できるように
オレンジ色という目立つ色にしている、だよ!
ちなみに曼殊沙華は、球根に毒があるらしく、おそらくそれを警告するために自らの花をあんなに目立つ赤い色にしている(たぶんだけど)わけで、そういう意味では玉掛け用具と一緒だよね。
みんなも玉掛け用具を見たら、危険な作業をしているんだ!って自発的にも身を引き締めてくれよな!
今日も1日ご安全に!





