フルハーネス原則化の時代がもうそこまで来てる!

君たち!あと2日で2月も終わりだね。

2月の最終日、28日はビスケットの日らしいんだ。

パンの製法を学ぶために長崎へ留学していた柴田方庵が、1855年のこの日に

パン・ビスケットの製法を書いた「パン・ビスコイト製法書」を水戸藩に送ったんだって。

ビスケットの製法を記した日本初の文書だとされていることから

全国ビスケット協会が記念日に制定したんだ。

ビスケットは、bis(2回)とcuit(焼く)を組み合わせた造語とされ、

に(2)どや(8)くという語呂合わせにも掛けているそうだよ。

君たちが好きなビスケットは何かな?

ぼくはビスコとかムーンライトが好きだよ。

28日はいっぱいビスケット食べちゃおうかな。

 

時を戻そう。

今日の本題はフルハーネスについてだよ。

いよいよ、法令改正によるフルハーネスの原則化まで1年をきったね。

2022年1月から完全移行だけど、君たち準備はできているかい?

安全帯は堕落制止用器具に変わるよ。

堕落制止用器具とはフルハーネス胴ベルト

これらと取付け設備をつなげるランヤードが含まれている。

胴ベルト(U字つり)は単独での使用は出来なくなるよ。

 

高所作業をする君たちは、フルハーネスの着用が原則だよ。

フルハーネスは複数のベルトで身体を支えるから

堕落してしまったときの衝撃を分散してくれるんだ。

胴ベルトよりも体を守るための安全性は高いよね。

胴ベルト型の安全帯は、墜落した時の衝撃で内臓や背骨を圧迫してしまって、

最悪の場合は死亡事故にも繋がってしまうことがあるんだ。

より安全に作業を行うには、安全帯よりフルハーネス型を使ってくれよな。

胴ベルト型の安全帯からフルハーネス型に変更するためには、まず特別教育を受けてくれよな。

フルハーネスとランヤードには85kg・100kg・100kg超3つの使用可能な最大質量があるよ。

君の体重と装備するものの合計の重さが

それぞれの堕落制止用器具の使用可能な最大質量以下になるものを選んでね。

あと、ランヤードには2つのタイプがあって

腰より高い位置にフックをかける場合足元にかける場合で分かれてるから

作業状況によって選んでくれよな。

 

最後に耳よりな情報をお届けするよ。

対象のフルハーネスとランヤードを同時に購入した場合、購入したランヤードと同じ製品を

あとからもう1個無料でプレゼントなんてことをしているところもあるみたいなんだ。

詳しいことは、営業員に相談してみてくれよな。

購入して6ヶ月から1年以内に貰えるらしいから、いざというときも安心だね。

そろそろ買い替えないとなってときに無料でもらえたら嬉しいなぁ。

フルハーネス原則化や耳より情報について周りの人にも教えてあげてくれよな。

知識は水だ、独占してはいけないっていうからね。

 

無題

君たち、今日も1日ご安全に!