しっかりと3・3・3運動しているかい?

君たち毎日暑い日が続いているけど元気かい?
そろそろ花火大会や夏祭りのシーズンだよね。
僕はこないだ、仕事仲間と一緒に近くの夏祭りに行ってきたんだ。
屋台がずらーっと並んでいて、もうそれだけでテンションが上がってしまうよね。
スーパーボールすくい、金魚すくい、射的、お面・・・
冷えたビール、焼きそば、リンゴ飴、綿菓子、からあげ・・・・
あっ、かき氷は外せないよね。
シロップは色々悩むけど、結局定番のいちごが一番おいしいって僕は思ってるんだ。
君たちは何味が好きかな?

さて、ここから本題に入るよ。
君たちは玉掛け作業をするときに、しっかりと3・3・3運動をしているかい?
「もちろんしっかりやっているよ。」って言う人や、
「そもそも3・3・3運動って何なの?」って思っている人もいるかもしれないね。
知らない人のために説明すると、玉掛け作業をするときに

・地切りをするときは30cm以内で一度停止
・地切りをしてから3秒間停止
・吊り荷から3m離れる

これを3・3・3運動って言うんだ。
数字の3が3回出てきて覚えやすいよね。
安全に玉掛け作業をするために大切なことだから覚えておいてくれよ。

3・3・3運動はわかったけど、どうしてこの運動が玉掛け作業で大切かわかったかい?
実際に例を出してみるから一緒に考えてくれよ。

吊り荷が人にぶつかっているイラスト

クレーンで荷物を吊り上げたときに、荷物が揺れて玉掛けをしている人に当たってしまったよ。
これだと無傷では済まされないよね。
実はしっかりと3・3・3運動をしていたらこの事故は防ぐことができたんだ。

荷物を吊り上げて地切りをするときに、しっかりと30cm以内で
3秒間止めておけば、荷物が揺れる事も防げたはずだよ。
というのも、30cm以内で一度止めることで
荷物の傾きや揺れに気づくことが出来るんだ。
3秒間待つ理由は、一瞬止まっただけでは揺れに気づけなかったり、
傾きを確認できないからだよ。
バランスが悪くて、このまま吊り上げたら危ないなって気づくことができるよね。
そして吊り荷から3メートル離れていれば
バランスがとれずに荷物が揺れたとしても当たる事はないよ。
吊り荷のバランスや周りの危険を考えずにいきなり吊り上げると
こんな事故が起こってしまうんだ。
だから君たちも安全に玉掛け作業をするためにも3・3・3運動をしっかり行ってくれよな。

今日は3・3・3運動について説明してきたよ。
安全にかかわる大切なことだから、説明した3つの3はしっかリ意識して玉掛け作業をしてくれよな。
くれぐれも3のときにアホになったりしないようにね。

世界のナベアツのイラスト

え?ギャグが古すぎたって?
僕はなかなかオモローだったと思ったんだけどね。

最後は少しふざけてしまったけど、3・3・3運動は、安全に玉掛け作業をするためにしっかりと行ってくれよ。

君たち、今日も一日ご安全に!!

 

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