シャックルの点検≪玉掛け作業の基本を振り返っちゃいなよ!≫

先週、ブログの最後に重大発表があるって
書いたけど、ドキドキして待っていたかい?
僕は発表をしたくて、ウズウズしてたよ。

重大発表とは、実は・・このブログ・・
今回で公開数が250回に到達したんだ!
250回達成
このブログをスタートしたのは2012年1月。
250回目の節目を迎える事ができたのは、読んで
くれている君たちがいるからだよ。

これからも“玉掛け”に関わる内容を
エンドレスで書き続けていくから、
毎回読んでくれよな!

 

さて、節目を迎えた今回から
「玉掛け作業の基本を振り返っちゃいなよ!」
と題して、安全な玉掛け作業の大前提にある
“点検”について書いていこうと思う。

まず点検についてだけど、点検には
日常点検と定期点検があるよ。

日常点検とは、日々おこなう点検で作業前点検と
言われたりもするよ。定期点検は、毎月1回以上
定期的におこなう点検のこと。

日常点検は目視が基本で、定期点検は目視だけ
ではなく、ノギスを使用して日常点検より細かく
点検することだと覚えておいてくれよ。

今回は“シャックルの点検”について書くよ。

シャックルの点検は、本体とピンの両方を確認
するんだよ。

まず目視で変形、摩耗、傷、サビなどの有無を
確認し、もし変形や摩耗が発生していた場合は、
ノギスで計測して廃棄基準に達していないか
確認するんだ。また、傷やサビが発生していた
場合は、グラインダーなどで傷やサビが消える
まで削って、その後にノギスで計測するんだ。

計測の後、廃棄基準に達していないって分かっ
たら、そのシャックルを安心して使用できるよね。
反対に、廃棄基準に達してしまったシャックルは、
誤って使用しないように即時廃棄してくれよな。

とは言うものの、そもそも廃棄基準が分からない
という声をよく耳にするんだ。摩耗率が・・%で
廃棄するとか基準があるけど、難しいよね。

でも安心していいよ。
点検・廃棄基準を分かりやすく説明したシートと、
点検シートを準備したから、ココを確認して
便利に使ってくれよ。

玉掛け用具の置き場付近に貼りつけておけば、
点検のときに悩まなくなると思うよ。

もっと詳しく聞きたいという人は、
ココから問い合わせをしてくれよ。
僕たちから説明させてもらうよ。

君たちに覚えておいてほしいことは、
安全な玉掛け作業をするための大前提として、
“点検”があるってことなんだ。

シャックルに異常が生じているのに、点検を
怠り、使用中にシャックルが破断するなんて事に
ならないように、必ず点検をしてくれよな!

 

日頃、怠ったことで後で大変な事態になることを
イメージしてみたよ・・
絵_20170220
歯が痛くて力が入らないよーって、原因は
日頃の歯磨きを怠った結果なんだよね。

玉掛け作業をおこなう君たちは、日頃の点検、
つまり日常点検を怠って後で大変な事態を起こさ
ないように、しっかり点検してくれってことだよ!

 

君たち、今日も一日ご安全に!!!