
荷振れる滑る落ちる
つい最近のニュースで見たんだけど、完全養殖のうなぎがいよいよ販売開始されるんだって!
とりあえずは試験的な販売になるみたいだけどね。
5月の末に販売開始予定なんだけど、時を同じくして実は今日、5月22日はちょうど「うなぎの未来を考える日」という記念日なんだ。
2009年の5月22日にマリアナ諸島付近で、世界で初めて天然ニホンウナギの卵を採取することに成功し、
うなぎの完全養殖化への道が開けたことから制定されたみたいだよ。
ひょっとすると販売開始時期は意識したのかな、今日の記念日を。
うなぎと言えば、子供の頃に「うなぎの掴み取り」のイベントがあって、
体表がヌルヌルしてるから掴もうと思っても手が滑って難しかったのを覚えているよ。
でもなんとか1尾だけつかまえることが出来て家に持って帰って、おじいちゃんに捌いてもらって炭火焼きにして食べたのは良い思い出だよ!
完全養殖によってうなぎが増えて、そういう楽しいイベントが多くなったらいいよね!
さて、ここから本題に入るよ。
今日はヌルヌルしたうなぎにちなんで、滑りが発生しやすい吊り方について紹介していくよ!
みんなの中に、ベルトスリングを使って下の絵のような吊り方をしている人はいるかい?
クレーンのフックにスリングのアイを掛けずに、スリングの本体部を掛ける玉掛け方法なんだ。
この吊り方は、偏荷重のモノを吊り上げるときにスリング長さの調整が簡単だから、
調整とかが必要ない分手間がかからない玉掛け方法として、選択されることがあるんだ。
「やってるよー」と思った人は、この玉掛け方法に潜む危険を知っておいてくれよ!
実は、フックにスリングのアイではなく本体部を掛けることは、お勧めは出来ないんだ。
なぜかと言うと、この吊り方はスリングが滑って、荷のバランスを崩す危険性があるからなんだ。
具体的に説明すると、クレーンを移動させて、なにかの拍子に荷振れをした際には、左右のどちらかに荷が傾き、
スリングが滑って吊の落下事故になってしまうんだよ!
この危険性があるから、偏荷重のモノを吊り上げるときは、ワイヤバランサーだったり、
長さ調整機能付きのチェーンスリングを使うことを僕はお勧めするよ!
あとは、吊り荷自体がツルツルしてて滑りやすいものだった場合の注意点も紹介するね。
みんなは、ツルツルした荷を吊り上げるときに、下の画像のような当て物を使ったりしてないかい?
これらの当て物は一般的なもので、作業現場でよく使われているよね。
でも表面がツルツルした荷を吊り上げるときに、これらの当て物では、やっぱりさっきと同じようになにか荷が振れたりした時に、
荷が滑って落下事故を起こす危険性があるんだ。
この危険性の原因は、当て物の摩擦力が小さいことなんだ。
逆に言うと、荷を滑らせない対策は、当て物の摩擦力を大きくすれば良いんだよ。
僕は以前、ゴム板を当て物として使っている作業現場を見たことがあるんだ。
ゴムは摩擦力が大きいから荷が滑らず落下事故を起こさないよね。
GOODなアイデアだと思わないかい。
君たちも、ツルツルした荷を吊り上げるときは荷を滑らせない摩擦力の大きい当て物を使ってくれよな!
ちなみに、完全養殖のうなぎは、今までの養殖うなぎよりは高い値段での販売になるそうだよ。
いつかは完全養殖のうなぎが安く出回るようになって、天然資源の枯渇を防ぐ手立てとなってほしいよね。
あと、みんなも同じ思いだろうけど、いままで以上に安く手軽に食べられるようになることを心の底から祈っているよ!
今日も1日ご安全に!











