ワイヤグリップの正しい止め方の覚え方

ちょうど一ヶ月前にも「今年はサンマが豊漁だから安くておいしい!だからみんないっぱい食べよう!」

って書いたんだけど、もうみんなはサンマを食べたかな?

 

 

実は僕自身はあれから一ヶ月間、サンマを食べる機会に恵まれなかったんだ。

ようやく昨日になって、食べることができたよ。

 

 

脂の層が1㎜はあろうかという丸々と太ったサンマを、大根おろしにポン酢を垂らし、それを身の上にちょんと乗せ、

パリッパリの弾力ある皮を箸で破って口に頬張る・・・

 

さんま、さんま、

さんま苦いか塩つぱいか (佐藤春夫『秋刀魚の歌』)

 

サンマを食べる時に必ず頭に浮かぶフレーズがやっぱり頭に浮かびながら、サンマよ今年もよく来てくれた!そんな気持ちになったよ。

ポン酢で食べるか醤油で食べるか、いやいや塩しか認めない!

いろんな意見がありそうだけど、残りのサンマの季節中にすべて試してみたいもんだね。

 

 

 

 

さて、ここから本題に入るよ。

日本的なサンマの話をしてたんだけど、急にアメリカの玉掛け用具の話を始めちゃうよ。

 

今回はワイヤグリップを止めるときにどうしているか説明するね。

「死んだ馬に鞍を着けるな」

いきなりだけど、こんな言葉を聞いたことがあるかい?
え?死んだ馬?ワイヤグリップとどういう関係があるの?って思うよね。

実はアメリカではワイヤグリップ止めをするときにこの言葉を使うんだって。

 

 

まずは、ワイヤグリップの正しい付け方を覚えているかい?

上のイラストのようにワイヤグリップの本体は
ワイヤの力のかかる側(本線)に装着しないといけないんだ。

 

 

反対にワイヤグリップのUボルトは、ワイヤの端末側に装着するんだったね。

 

 

このワイヤの本線側を死んだ馬と見て、
ワイヤグリップのUボルトを鞍に例えたってわけだよ。

 

ちょっと日本人の感覚だとわかりづらい気もするんだけど・・・

 

 

 

この言葉がどんな経緯で生まれたのか、気になるところではあるよね。

僕の予想だと、かっこいいカウボーイが頭の上でロープを振り回しながら

「死んだ馬に鞍を着けるな」って言ってたんじゃないかと勝手に想像してるよ。

 

 

 

ワイヤグリップの付け方を間違ってしまうとワイヤが滑ったり
最悪はワイヤが抜けてしまう可能性があるよ。

 

 

だからアメリカではこの言葉でワイヤグリップの付け方を間違えないように気を付けているんだね。
これで君もワイヤグリップの正しい止め方を覚えられるんじゃないかな。

 

 

「死んだ馬に鞍を着けるな」だよ!

 

 

 

 

ちなみにサンマの話に戻るんだけど、「秋刀魚」と漢字で書くようになったのは大正時代に入ってからのことなんだって。

それまでは「三馬」と書かれていることもあったそうだよ。

馬とサンマの意外な繋がりが見つかったところで、今回のブログを締めたいと思うよ。

 

 

今日も一日ご安全に!