
ベルトラッシング(ベルト荷締機)の種類と特長
ベルトラッシングには色んな種類があるんだ。
ベルトの幅・厚み、バックルの種類、端末の形、、とかね!
ということで今回は、ベルトラッシングを選ぶときの参考になるよう紹介していくよ。
ベルトラッシングとは?
まずラッシングとは、
トラックなどで荷物を運搬する時、積み荷の崩れ・落下を防ぐために荷物を固定することで、
ベルトラッシングは、その固定をするための用具だよ。「ベルト荷締機」と呼ばれたりもするよね。
もちろんトラックだけじゃなくて、自家用車でトランクの荷崩れ防止にも使えちゃうよ。
ベルトの選び方
ベルトは幅が広く、厚みが厚くなるにつれて強度が上がるんだ。
だから、重たい荷物を固定するときほど、ベルト幅が広いもの・厚みがあるものを選ぶ
って覚えてくれたら大丈夫だよ。
どのくらいの荷重に使えるかっていうのは製品によって違うと思うから、使用前に破断荷重や最大使用力等をチェックしてね。
また、ベルトの長さは固定する荷物の大きさに合ったものを選んでくれよな。
バックルの種類
バックルは、ベルトを締めるための留め具のことで
ラチェットバックル式・オーバーセンターバックル式・カムバックル式の3つ種類があるんだ。
簡単に紹介すると
・重量物をガッチリ固定したいときは、ラチェットバックル式
・軽量なものを手軽に固定したいときは、カムバックル式
・その中間くらいがオーバーセンターバックル式
を選んでくれたらOKだよ。
ラチェットバックル式
ハンドルを操作することによって、ベルトを巻軸に巻き取り、長さを調節することができるバックルだよ!
ハンドル操作で、強く締め付ける事ができるから、重量物などをガッチリ固定する場合に使われること多いよ。
カムバックル式
手でベルトを引っ張って、バックルがベルトを挟むことで固定する仕様のバックルだよ。
手動で簡単に荷の固定が出来ちゃうよ。
これは、あまり重くないようなものの固定や、負荷が大きくない時に使われることが多いかな。
オーバーセンターバックル式
これだけ画像がなかったんだ。ごめんね。文章だけで分かりにくいと思うんだけれど、
オーバーセンターバックル式は、レバーにベルトを通してレバーを倒すことで、ベルトを締めることができるバックルだよ。
固定の強さは、ラチェットバックル式とカムバックル式の間みたいなイメージかな。
それぞれの詳しい使い方はここからチェックしてみてね。 ★ベルトラッシングの使い方
また、バックルで荷を傷つけてしまいそうな場合には、バックルシートをつけることをおすすめするよ。
端末の形状
端末の形状は、アイタイプ・金具タイプ・エンドレスの3つがあるよ。
金具タイプは、更に金具の種類が「フックタイプ」「リングタイプ」「ワンピースタイプ」等があって
メーカーによって色んな種類が用意されているんだ。
具体的にどんな場合に、どの金具がおすすめかというと
トラックレールには、Tワンピース・Tワンピースナローフック
リングなどには、ナローフック・スナップフック・ツイストスナップフック・フラットフック・回転スナップフック
フックなどには、アイ・デルタリング
がおすすめだよ。
ベルトラッシングには、色んな種類があるってことがなんとなく分かってくれたかな?
作業に合った組み合わせのベルトラッシングを選んでくれよな。
最後になっちゃったけれど、ベルトラッシングは固縛用品で玉掛け用具じゃないよ。
だから、玉掛け作業には絶対に使用しないでくれよな。
ところで君たち、上の話と全然関係ないんだけれど「月見バーガー」はもう食べたかい?
僕はいろんなお店の月見バーガーを食べ比べるのが好きで、今年もいっぱい食べる予定だよ。
今年は何種類食べれるかな?もし、おすすめのお店があったら教えてくれよな!
今日も一日ご安全に!
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