今月の一品 インカヘビーラウンドスリング

先週、プロ野球の日本一が決まったね。
ソフトバンクホークスが3年連続日本一!!
おめでとう!
負けてしまったけど、ジャイアンツも頑張ったよね。
もう今年のプロ野球も終わってしまうのかと思うと、季節がまた一つ進んだ気持ちになるのは僕だけかい?
10月もあと少しで終わり。
今年にやり残したことが無いように、やりたいことはやってしまわないとね。
そう、ダイエットとか、ダイエットとか、ダイエットとか・・・

さて、ここから本題に入るよ。
今日は今月の一品ということで「インカヘビーラウンドスリング」を紹介していくよ。
過去に何度か紹介してきているから知ってるよ!っていう君たちも多いと思うけど、おさらいだと思って見てくれると嬉しいな。

20190621_ヘビーラウンド全体写真

このインカヘビーラウンドスリングの特徴は、超重量物と言われる重たいものを、傷をつけずに玉掛け作業ができるということだよ。
「強くて優しい」といった言葉がぴったりだよね。
そう、まるで僕みたい!

気をとりなおして、どんなところで使われるのか紹介していくよ。

橋梁工事_写真

これは橋梁工事現場の橋桁を吊っているところなんだ。
この橋桁は重さが160tもあって、最初は80mmのワイヤで4本吊りをしていたんだ。
吊り具自体もかなり重たくて、作業員も5~6人で玉掛け作業をしていたから、コストがかかって作業効率も決して良いとは言えない状況だったんだ。
超重量物と言われる大きなものを吊るときは、玉掛け用具もそれに合わせて大きくなるから、どうしても重たくて扱いにくくなってしまうもんね。
そこで、このインカヘビーラウンドスリングの登場だよ。
ワイヤと違って、繊維を使ったスリングだから、スリング自体の重さも1/7になって、作業員の数も6人から3人に減ったんだ。
作業効率が上がって時間も短縮できるから、重たいものを吊るにはもってこいのアイテムだよね。

他にも水族館の巨大水槽を吊るときに使われたり、船の引き上げに使われたりしているよ。

ヘビーラウンドの事例

インカヘビーラウンドスリングを使いたくなったっていう君たちは、僕に一声かけてくれよな。

「強くて優しい」って聞くと、最近話題のラグビーを思い浮かべないかい?
ラグビーワールドカップでの日本チームの勢いはすごかったよね。
大きい男たちがぶつかりあっている姿は、まさに「強さ」。
そして、色んな国の人たちが集まった日本チームのチームワークや、いわゆる「にわかファン」もすぐに受け入れてくれる寛大さは、まさに「優しさ」。
インカヘビーラウンドスリングみたいだよね。
僕も体の大きさだけは自信があるから、ラグビー始めてみようかな。

20191028_イラスト

まあ、この体の大きさのおかげで全く走れないんだけどね。

君たち、今日も一日ご安全に!