この春からデビュー!初めての玉掛け作業 ~代表的な玉掛け用具 スリング編~

君たちゴールデンウイークは楽しく過ごせたかい?
10連休だった人たちはどこか旅行にでも行ったのかな?
まだまだお土産を募集しているから、余っちゃったって人は僕に一報入れてくれよ。
すぐにもらいに行くからね。
できたらその土地の美味しいものやお酒なんかがいいな。
先に言っておくけど、結局僕は遠出してないからお返しは渡せないよ。

さて、ここから本題に入るよ。
5月も「この春からデビュー!初めての玉掛け作業シリーズ」を続けていくよ。
この春、新入社員で入ってきた君たちは、そろそろ職場に慣れてきた頃かな?
早くも5月病になっていたりしないかい?
そんな君たちに今日は代表的な玉掛け用具のスリング編を紹介していくよ。
玉掛け作業で一般的なスリングは3つあるんだ。

一つ目は「ワイヤロープ」

ワイヤ

玉掛けワイヤロープって言われるものだよ。
日本では良く使われるスリングだから君たちも工事現場なんかで見かけたことがあると思うよ。
加工がしやすくて色々な形をしたものがあるんだ。

二番目は「繊維スリング」

繊維

名前でわかるとおり繊維で作られたスリングだよ。
他のスリングと比べると軽くて、吊り荷を傷つけないんだ。

最後は「チェーンスリング」

ワイヤロープや繊維スリングと比べて、耐久性や摩耗に強くって型崩れの心配がないよ。
ただ重さでいうとチェーンスリングが一番重たいんだ。

ざっくりと三種類のスリングを説明してきたよ。
この三種類のスリング、どうやって使い分けてるかって?
いい質問だね。この表を見てくれ。

比較表

スリングを特徴別に分けているよ。
例えば繊維スリングは本体の重量が軽くて使いやすいから、作業効率を考えて選ばれることが多いよ。
でも「摩耗に弱い」という特徴もあるから、角ばった荷物を吊る場合はしっかりと保護してから玉掛け作業をしないといけないんだ。

こんな風にスリングにも大きく分けて3種類あって、それぞれに特徴があるんだ。
だから一概に「このスリングがいい!」という訳ではなくて、吊る荷物によって使うスリングも変わるってことがわかってくれたかな?

色んな種類があるものといえば、連休にお出かけした人たちからもらうお土産も色々だよね。
今朝、会社に来たらみんな色々なところに出かけていたみたいでたくさんお土産をもらったよ。

20190507_イラスト

その土地それぞれのお饅頭や海外のチョコレート、中には実家でとれた豆を袋にいっぱい入れて持ってきてくれた人もいるよ。
どれもその土地ならではの特徴があるお土産だよ。
みんな本当にありがとう。
返すものがなくてごめんよ。

君たち、今日も一日ご安全に!