セーフティーでファーストな、あの止め方のワイヤロープを使っちゃいなよ!

君たち、元気だったかい?
 
今回は、大洋製器工業の営業員が、
君たちのところへ訪問した際のアンケートについて
紹介していく予定だったよね。
 
だけど、以前のブログで、材木屋さんからこんな質問を受けたんだ。
 
大変勉強になります、全さしと半さし、応力の分散は理解できましたが、
アルミ合金スリーブによるロック処理による玉掛けワイヤーが市場で販売されていますが。
思うに、これは全さしと同等ではないのでしょうか?
応力一点集中であれば玉掛けとしての使用は不可と思いますが、
ご教授の程宜しくお願いします。
 
詳しくは⇒ こちら
 
材木屋さん投稿してくれてありがとう!
 
だから、予告した内容を変更して
この質問に答えていこうと思う。
 
 
ワイヤロープのロック止め(圧着加工)加工部の強度試験は、
引張り試験によるワイヤロープ破断試験が
用いられているよ。
 
 
ロック止めの加工効率は、加工前のワイヤロープの
破断荷重に対する加工後のワイヤロープ破断荷重の
割合として示されるから式にしてみた。
 
 
このように加工効率は、ワイヤロープの破断試験
によって求められているんだ。
 
 
例えば、16mmのワイヤロープとしよう。
 
上の表で見てくれたらわかると思うけど、
アイスプライスの加工効率は85%
ロック止め(圧着加工)の加工効率が95%
となっている。
 
このような数値を求めている試験方法が、
JIS B 8817にも記載されているんだ。
 
ロック止め(圧着加工)ワイヤロープのプルーフロード引張試験方法は、
ワイヤロープスリングを試験機に取り付けて
下の図の引張り方向へ徐々に引っ張っていくんだ。
 
 
D:ワイヤロープ径の2倍以上
θ:アイ部の開き角度で60度以下
L:ロープ径の40倍以上
※2mを超える場合は2mでいいよ。
 
ワイヤロープのアイ圧着加工は、専用の加工機で
規定の圧力をかけてプレスしているんだ。
 
 
規定値で圧力をかけてロック加工しているから
安心して使っちゃうことが出来るよ。
 
データでもわかるように、加工効率の値が高いよね。
 
アイスプライスと加工時間を比べても、
ロック加工のほうが、圧倒的に加工時間を
短縮できちゃうよ。
 
ロックすることで安心できちゃうことって
何だろうと考えてみたんだ!
 
思いついちゃったことを書いていくよ。
 
携帯電話を紛失しちゃった。
どうすればいいんだろう?
 
 
早くロックしちゃうことで、個人情報が漏れることもないし、
安心できちゃうよね。
 
ロック止め(圧着加工)ワイヤロープも、
日本工業規格(JIS)で定められているから、
安心して使うことが出来ちゃうよ。
 
次回も、君たちの困りごとを
解決していっちゃうから見に来てくれよ!
 
 
 
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