寸法に困ってもすぐに対応出来ちゃう多点吊りスリング!

君たち、元気にしていたかい!?
 
まだまだインフルエンザにも注意しないといけないから
仕事が終わって家に着いたら、手洗いやうがいをして
予防をしちゃってくれよ。
 
今回は、多点吊りスリングの中の
ワイヤロープスリングについて
もう少し実践できちゃう内容を書いていくから
最後まで読んでくれ!
 
君たちの中には、このようなことで悩んでいる
かもしれないから、紹介しちゃうよ。
 
注文してからの納期が心配
今までの多点吊りワイヤロープスリングだと
受注生産品であるがために、注文を受けてから
リングやフックにシンブルを組み込んだり
していて、加工に時間を費やしてしまう。
だから、すぐ欲しいときでも出荷の対応を
することが出来なかったんだ。
 
 
スリングの注文の仕方が分らない
玉掛け作業現場で使用している多点吊りスリングが、
交換したいって思ったときに、君たちが
リーチを測ったりして1.9mだったり、
2.1mだったりすることがなかったかい?
 
これは、多点吊りワイヤロープスリングの
シンブルが何回も使用することによって
変形してリーチが長くなったり、
 
 
キンクしていて、真っすぐ計測できないことで
新品の時よりも短くなっていたりして、
計測が難しい時あるよね。
 
 
玉掛け作業で、吊り荷とクレーンフックとの間で
寸法正確性を求められるならば、別作品を作った方がいいと思う。
 
しかし、君たちが計測した際に100mmくらいの違いで
使用上で影響がなければ、規格化された多点吊りスリングを
大洋製器工業ではすすめているよ。
 
じゃあ、どんな製品か下の写真を見てくれよ。
 
多点吊_リーチ_20140324.png
(注)リーチ=有効長
 
規格化した、多点吊りワイヤロープスリングを
一覧にしてみたからチェックしてくれよ。
 
一覧_20140324.png
 
吊り本数としては2本吊り、4本吊りがあって
吊り荷の質量に応じて使用荷重を選択するんだ。
 
あとは、リーチ(有効長)を選んでくれたら
必然的に決まっちゃうってわけなんだ。
 
使っているうちにのびてしまうものとして
自転車のチェーンがあるよね。
絵_2014032401.png
 
 
自転車のチェーンっていうのは、
もともとは規格の寸法があるよね。
また、チェーン自体はリンクをピンでつなげているんだ。
 
そのリンクとピンが使っているうちに少しずつ
磨耗して隙間ができちゃうよね。
 
1つずつだと小さな隙間もリンクがたくさんあるから
全体としてみると結構な伸びになっちゃうんだ。
 
 
ワイヤロープもいろいろな条件下で使用しているうちに、
リーチが変わっちゃったりするよね。
 
定期点検や日常点検した時に、廃棄基準と
気付いて交換することになったとしても、
今までだと別作品のため、納期が必要になるんだ。
 
だから、大洋製器工業ではスリングを規格化して、
在庫することによって、君たちがほしいときに
出荷できるようにしたんだ。
 
在庫_20140324.png
 
ここまで規格化されていたら選択するのも
とても簡単にできちゃうよね。
 
こんな多点吊りスリングを一度試してみてくれよ!