玉掛け用具の〇〇荷重、違いを覚えておいてくれよ!

明けましておめでとう!

年末年始は全国的に寒い時もあったけど、楽しく過ごせたかい?

普段雪がほとんど降らないところでも積もったりしたから、思いがけず久しぶりに雪遊びが出来たよ!って人もいるかもしれないね。

僕も何年かぶりに雪だるまを何体か作ってみたから、お披露目しちゃうよ!

 

 

それぞれ個性があっていいでしょ?

みんなもこんな雪だるま作ったよ!という人がいたら教えてくれよな!

 

 

 

新年最初のブログは、玉掛け用具を安全に使用するために、絶対に知っておかなければならない「荷重」について話していくね。

玉掛け作業を実際にしている人はわかっていると思うけど、カタログやチラシ、法令やガイドライン等、

あらゆるところで「○○荷重」って言葉が出てくるよね。

それぞれ意味合いが違って、間違った認識で使ってしまうと危険だから、1つずつ簡単に説明していくね。

 

 

 

破断荷重(切断荷重)

破断荷重は、製品が壊れる、破断・切断するまでの最大の荷重のことなんだ。

「切断荷重」とも言われるね。

 

安全係数(安全率)

「○○荷重」とはちょっと違うけど、この後の説明に必要な情報だから紹介しておくよ。

安全係数は安全率とも言われ、破断荷重と、使用時にかけることができる最大荷重の比のことなんだ。

式にするとこんな感じだね。

<式> 安全係数 = 破断荷重 ÷ 使用時にかけることができる最大荷重

 

玉掛け用具には、ワイヤロープ、吊りチェーン、ベルトスリング、シャックル、フックなどの種類があって

それぞれに安全係数が定められているよ。

クレーン等安全規則第213条、第214条で定められている玉掛け用具の安全係数は、

・玉掛け用ワイヤロープ:6以上

・玉掛け用チェーン   :5以上、ただし一定の要件を満たすものは4以上

・シャックル、フック    :5以上

だよ。

 

ベルトスリング、ラウンドスリング等の繊維スリング、クランプ、ハッカーの安全係数は

法令(クレーン等安全規則)では定められていないけれど、日本クレーン協会規格で定められているんだ。

・ベルトスリング、ラウンドスリング:6以上

・クランプ、ハッカー:5以上

 

 

基本使用荷重(基本安全荷重・最大使用荷重)

安全係数を考慮して、1本のワイヤロープ、チェーン等の玉掛け用具で

垂直に吊ることができる最大の荷重だよ。

安全係数の説明で「使用時にかけることができる最大荷重」って説明していたのは、この基本使用荷重のことだったんだ。式で求めるとこんな感じだよ。

<式> 基本使用荷重 = 破断荷重 ÷ 安全係数

 

ほんとにたまになんだけど、「基本使用荷重が1tで、安全係数が5だから、5tまで吊り上げられるるということですか?」って聞かれることがあるよ。

そんなことはないからね!

あくまで、吊り上げられる最大の荷重は「基本使用荷重」だからね!

絶対に間違えないでくれよ!

 

考え方を説明すると、破断荷重っていうのは、試験機を使って徐々に引張って破断したときの荷重で、言ってしまえば試験値でしかないんだ。

実際に玉掛け作業をする時には、予期しない衝撃や振動など様々な力がかかるよね。

そのような作業時に起こりうる不確定要素を考慮し、そのような力が働いたとしても破断しないように設定されているのが、安全係数を加味した基本使用荷重ということなんだ。

 

 

使用荷重(安全荷重)

使用荷重はワイヤロープ、チェーン等の玉掛け用具で、

各種吊り方において、玉掛け用具に使用上負荷することができる最大荷重だよ。

基本使用荷重と違う点は「吊り角度や吊り方による強度低下を考慮」したうえで、玉掛け用具に掛けることができる荷重ってことだよ。

多くの玉掛け作業では、強度低下を加味しなければならない吊り方が多いことから、各メーカでもカタログやチラシ等に「使用荷重表」を記載していることが多いね。

みんなが行う玉掛け作業がどのようなパターンになるのか使用荷重表で確認してくれよな!

 

 

 

そういえば、みんなはお正月太りは大丈夫だったかい?

僕はといえば、毎年書いてる気がするんだけど、おいしいものを食べ飲み過ぎて、やっぱり2~3kg太ってしまったよ!

この毎年の負の連鎖から逃れられる年は来るんだろうか・・・

いや!今年は午(うま)年!

勢いがつく年だから、いつまでも太ってないで怒涛の勢いでダイエットしちゃおう!

 

あ、突然だけど、整いました!

干支とかけまして、僕の体重と解きます

その心は

去年はヘビーだったけど、今年はダイエットがウマくいく

 

今日も一日ご安全に!