
吊り荷の重心で、安全をさけぶ
いよいよ年の瀬も怒涛の如く押し迫ってきているこの時期、忙しい中ではあるけれど
忘年会という何を置いても参加したい(僕は特に)行事の時期でもあるよね。
「もう行ったよ」って人や、「年末まで毎週忘年会、忙しくてもうたまらん!」って人もいるんじゃないかな。
一年の締め括りの忘年会で、みんなはどこで何をたべるのかな?
いつもだと敷居が高くてなかなか行けないようなところでも、忘年会だからちょっと贅沢したお店を選んだりするのかもしれないね。
僕はというと、いろいろと食べたいものが多すぎて困るんだけど、やっぱり気の知れた人達と一緒に行くなら鍋がいいかなあ。
冬の寒空の下をみんなで肩寄せ合って店まで歩いて行って、出てきた鍋をつつきながら熱燗をキュッと飲(や)ったら・・・もうたまらん!
さて、ここから本題に入るよ。
先々週ワイヤバランサーの2tが新発売!ってこのブログで取り上げた際に、
2tが新たにラインナップされたことで、取扱説明書の内容に若干変更があるから
説明すると言ってたんだけど、今回はその内容を書こうと思うよ。
その前に!
そもそもワイヤバランサーってどう使うの?って人は、このブログをみてくれよな!
https://www.taiyoseiki.co.jp/blog/18017/
それじゃあ、取扱説明書の変更点について、特に安全にかかわるところを説明していくね。
◆荷重をかける際は、ワイヤロープに負荷が掛かった状態で使用してください。
上記は、「2.ご使用にあたって」の「⚠危険」に記載されている内容だよ。
これは、ワイヤバランサーの重心の取り方として、クレーン操作によるワイヤの緩みと締めの動きが発生するため、吊り荷が軽すぎると性能が発揮できないから記載しているんだ。
今回、2tの発売開始にあわせて、この文言の後に追記したことがあるよ。
-
「最低稼働重量は「仕様」を参照してください」
思ったより軽い吊り荷での要望が多くて、「負荷がかかった状態ってどの程度なの?」という質問が多かったことから、最低稼働重量を設定したんだ。
「仕様」は、取扱説明書の一番後ろにあるよ。
使用荷重1tは50kg、2tは100kgってことだよ。
この最低稼働重量を下回る吊り荷には使用しないでくれよな!
-
2方向ずれで使用される場合、全てのバランサーは吊り荷の荷重以上のバランサー(使用荷重)を選定してください。
上記は、「使用方法(吊り位置調整)」の「2方向ずれ ワイヤバランサー上1個、下2個 使用の場合」に今回新たに追記された内容だよ。
これは、2tがラインナップに加わったことで、組み合わせのパターンによっては使用荷重が
保てないことが発生することから記載するようになったんだ。
この場合を例にすると、吊り荷が2tだった場合に、上1個のワイヤバランサーは2t仕様、
下2個のワイヤバランサーは・・・1t仕様でも大丈夫だと思っちゃうんじゃないかな?
実際には、偏りが大きい条件の場合、下側の2個の内1個にかなりの荷重が掛かってしまうことから、
1t仕様だと使用荷重は足らない、ということになるんだ。
つまり、この場合には上1個と下2個、どれも2t仕様のワイヤバランサーを使用する必要がある、ってことだよ!
ワイヤバランサーはまだ新しい吊り具だから、使い方に慣れていないって人や初めて使う人も多いと思うけど、
その特性上、知っておかなければ危険なこともあるから、しっかりと取扱説明書を読んで使い方を理解した上で使用してね。
ちなみに最近はいろんな鍋があるけど、みんなは変わり種の鍋でどんなものを食べたことがあるかな?
僕がいま気になっているのは、「みかん鍋」だよ。
テレビでやってたのを見たことがあるんだけど、どうやら山口県の周防大島の名物鍋らしくて、なんとみかんを丸ごと鍋に入れて食べるみたいなんだ!
以前のブログでも「みかん好き」を公言してるんだけど、さすがに鍋にみかんを入れようと思ったことはなかったよ。
食べに行くのはなかなか難しそうなんで、誰か食べたことあるよって人は是非感想を聞かせてね!
今日も一日ご安全に!







