安全作業でつりあげて

何個かある「〇〇の秋」シリーズの中で、圧倒的に「食欲の秋」比率が高い生活を送ってしまっているなと感じる今日この頃、

みんなはバランスの良い秋を送っているのかな。

僕ももっといろんな秋を味わいたい!と思った今日ついさっき、なにか良い秋はないかと探してみたら、

ちょうど今は「読書週間」の真っただ中ということが判明したので「読書の秋」を生活に取り入れることに決めたよ。

 

 

ちなみに読書週間というのは、毎年文化の日を中心とした2週間の間やっているらしく、終戦間もない1947年、

まだ戦争の傷跡が残っている中で「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」との思いから始まった取り組みなんだって。

というわけで、読書を始める前にとりあえずは読書にうってつけなお菓子と飲み物でも探してみようっと。

 

 

 

さて、ここから本題に入るよ。

今回は読書の秋にちなんで、

玉掛け作業を安全に実施するために必要な本を紹介してみようと思うよ。

僕もなにか調べものをしたりするときにお世話になっている本たちだよ。

 

 

まずは必読の書、玉掛け技能講習用テキストだよ。

必読というよりは、みんなも玉掛け技能講習を受けた時に読んだテキストだよね。

いろんな協会や団体が発行しているんだけど、玉掛け技能講習という国家資格を受ける際のテキストなので、

当然、どこのテキストでもかなりのボリュームとなっているよ。

だいたい、200ページ前後くらいはあるね。

 

 

内容も濃いよ。

玉掛け作業時の用具の選定方法や注意する点等から、クレーンの知識、関係する法令、極めつけは力学に関する内容も盛り込まれているんだ。

いまから玉掛け技能講習を受けようと思っている人が読んだら、不安になるような内容だよね。

しっかりテキストを読んで、しっかり講義を受けたら大丈夫だから、しっかり合格してね!

 

いまから受けるって人はもちろん、もう資格を取ったって人も、じっくり読み込んでみると

役立つことがいっぱい書いてあるから、この機会に是非読んでみてね!

 

 

続いてもう一冊紹介するよ。

『玉掛索の正しい取扱い方』(線材製品協会 鋼索部会監修)だよ。

このテキストは、玉掛け用具の中でもワイヤロープに特化した内容になっているよ。

 

内容としては、ワイヤロープを安全に使用する上で必要な様々な数値が、多く盛り込まれているよ。

例えば、ワイヤロープの端末加工毎の加工効率や、折り曲げや鋭利な角による強度低下率なんかが、実験値として記載されているんだ。

 

特筆すべきなのはワイヤロープの点検・廃棄基準を写真付きで、さらに具体的な数値を詳細に示してくれている点だよ。

情報の多さと質から、大洋製器工業のカタログに記載している点検・廃棄基準は、この『玉掛索の正しい取扱い方』を参考にしているんだ。

 

 

もうひとつ、大事な情報があったよ。

それは、使用上の注意点を、危険・警告・注意という3段階に分けて記載してくれているということだよ。

これもイラスト付きで、直観的に危険度がわかりやすい内容となっているよ。

 

 

ワイヤロープをよく使う人は、これを機会に読んでみてくれたらうれしいよ。

ボリュームも約30ページくらいでコンパクトに収まってるから、要点を押さえるのに最適だよ!

 

 

 

読書の秋にちなんで本を紹介したんだけど、読書にぴったりなお菓子と飲み物・・・

うーん、飲み物はコーヒーかなあ、紅茶もいいけど・・・

いやいや、日本茶も最高だし、いっそのことヤ〇ルトとかも・・・。

お菓子なんて、もっといっぱい読書しながら食べたいものあって、とてもじゃないけどひとつに絞れないよ!

 

なんの本を読むのかという肝心な話だけど・・・まずは小説がもとになってる映画やアニメでも観ようと思うよ。

 

 

まだまだ紹介したい玉掛け作業に関する本があるけど、それはまた次の機会にさせてね。

 

今日も一日ご安全に!