近年の環境問題(CO2削減)に対応するため、コンテナ輸送鉄道車輌や付属する部品等の軽量化が要求されています。また、物流の国際化への対応も必要になってきました。永年のコンテナ緊締装置の製造実績を活かし、顧客要望を取り入れ、試作検証を重ね、軽量化による環境への負荷の低減および作業性の向上をさせた製品の開発を進めています。
コンテナ緊締装置について、品質・安全性・メンテナンス性・信頼性を高めたことと、日本貨物鉄道株式会社様および車両メーカー様に対する実績が、大洋製器工業が選ばれた理由ではないでしょうか。

従来の重量フックでは、無負荷時にワイヤロープが立ち上がって外れたり、フックの先端が外れ止め金具より外側にあるため構造物に引掛かる等の危険性がありました。それらの事例を踏まえ、大洋製器工業では、ワイヤロープの外れ止め金具を改良し、同時に突起を無くしたVフックを開発しました。従来型のフックと比べて口幅を大きくしたことで作業性を向上させています。
また、アイ部の形状も半円形にすることでワイヤロープへのダメージ軽減にも配慮しました。外れ止め金具自体の強度試験およびフック本体の引張試験においても安全性は確認されています。初期品を市場に投入してからは、ユーザーから『もっとサイズを増やしてほしい』といった好評な意見が多く、現在はシリーズ化されています。

橋梁建設、航空機製造、鉄道輸送、港湾や新空港建設、マンションや高層ビルの建設現場等、様々なシーンで大洋製器工業の製品は活躍しています。身近なところでは、商業施設内のモニュメントの吊り具、アミューズメント施設の植木の倒れ止め、公共施設の舞台装置。その他にも、空港建設工事用汚濁防止関連、吊り橋や水門向け金具、製鉄所や工場、発電所向け吊り具、港湾では消波ブロック設置工事や船舶の係留の他、ケーブル架設やケーソン関連の金具に使われています。
総合計76(2008年3月現在)