“ベルトスリング”メーカーを統一して使いなよ!!≪玉掛け作業でやってはならないアレコレ≫シリーズPart2 第4回目

いやぁ、ドキドキのバレンタインの時季だね。
君たち、ハッピーかい?

最近は女性同士でプレゼント交換する友チョコが
多くなっているんだね。そのためか、僕は
なかなか貰えなくなっているけど・・・

君たちのハッピーを願って、僕からは
このブログをお届けするよ!
玉掛けをする君たちは、無事故でいることが
一番のハッピーだと思うから、ブログを読んで
正しい玉掛け方法を身につけてくれよな!

 

さて本題に入ろうと思う。前回まで3週にわたって
「玉掛け作業でやってはならないアレコレ」と
題して書いてきたけど、覚えているかい?

読み返したい人は、ココから確認してくれよ。

今回は「“ベルトスリング”メーカーを統一して
使いなよ!!」と題して書くよ。


上の画像がベルトスリングだけど、
君たちの現場にはあるかい?

ベルトスリングはワイヤロープやチェーン
スリングと比べ、柔軟で軽いから使いやすい
と、多くの現場で好んで使われているんだ。

この使い勝手の良いベルトスリングにも
注意点があるよ。

まず、ベルトスリングを使っている人に質問だよ。
現場に有るベルトスリング、メーカーは1社かい?

分からないと思った人は色を思い出してくれよ。
現場に有るベルトスリングの色は1色かい?

ベルトスリングの色はメーカーによって異なって
いるんだ。だから、ベルトの色が何色かあるという
人は、いろいろなメーカーのスリングを使っている
ということになるんだ。

今、「数社のスリングがある」「何色もある」と
答えた君たちは、注意してくれよ!

上の画像は、ベルトスリングを使用して、荷を
バランス良く吊り上げている作業風景だよ。

荷をバランス良く吊り上げるためには、同じ長さの
ベルトスリングを使うよね。
それは正しいけど、より安全な玉掛け作業をする
ために、覚えてほしいことがもう一つあるよ。

それは・・
使用するベルトスリングは同じメーカーにする
ってこと!

ベルトスリングは、メーカーによって材質が
ナイロンであったり、ポリエステルであったり
違いがあるんだ。また、同じ材質でも糸の織り方
に違いがあるよ。

こういった違いから、メーカーによって
ベルトスリングの伸び量は差が生じるんだ。

もしメーカーを統一していなかった場合、
荷を水平に吊り上げていても、スリングの
伸び量が均一ではないことから、荷が傾いて
落下事故を起こす危険性があるんだ。

そんな危険な目に遭わないように、数本のベルト
スリングを使用して玉掛けをするときは、
メーカーを統一するって覚えておいてくれよな!

 

メーカーが統一されていない場合の
こんな朝の風景をイメージしたよ・・

メーカーの違う靴下を取っちゃったとき、
「長さが違うよぉ!」「どこまで伸びるんだ
よぉ!!」って朝の忙しい時間にこんな事に
なったら大変だよね。

ベルトスリングを使って玉掛け作業をする君
たちは、こんな事にならないようにメーカーを
統一することを忘れないでくれってことだよ!

 

実は次回、君たちに重大発表があるんだ。
心配しなくても悲しい報告ではないから、
来週までドキドキしながら待っていてくれよな。

 

君たち、今日も一日ご安全に!!